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タイヤを交換すべき時はいつか?判断するポイントとその理由を解説

2023年06月06日
タイヤを交換すべき時はいつか?判断するポイントとその理由を解説

自動車にとってタイヤは、車の安全性や燃費に大きく影響する重要なパーツです。タイヤは地面に接しているため、摩耗や劣化を直接的に受けやすいため、現在のタイヤの寿命や定期的な交換のタイミングを見極めなければなりません。その見極め方や、タイヤを長持ちさせるためのコツなどをここでは紹介します。

 

1.タイヤを交換するべき時期はいつか

現在のタイヤを交換しなければならない時期を見極めるためには、次の点に注意しましょう。

 

1-1.亀裂やひび割れを見つければ、即交換

タイヤは時間の経過とともに劣化をし、やがて表面にひび割れを発生させます。ひび割れを起こすとタイヤの強度が急激に落ち、パンクやバーストを起こす原因にもなります。ひび割れを発見したら、そのタイヤは早急に交換しましょう。

道路には時折小さな石、釘などの異物が落ちており、それを踏んでしまったり、縁石を乗り上げたりしたときに、タイヤに対して大きな刺激を与えてしまう事があります。たとえその時の傷が小さかったとしても、徐々にそれから拡大していくことも考えられますので、それを見逃さないで、しっかりと経過観察を行い続けることをおすすめします。

 

1-2.「スリップサイン」が見えれば、即交換

走行を続けていくほどにタイヤは摩耗し、もともとあった溝は、だんだんと擦り減っていきます。その現象が続くと、スリープ防止やブレーキングの性能が落ちていきます。タイヤがすり減っていくと、いつかはタイヤの交換を知らせる「スリップサイン」がタイヤに現れてくるのです。これはタイヤの表面に三角形のマークが出たり、溝が途切れたりします。

 

「スリップサイン」とは、タイヤの溝の深さが限界の1.6mmになったことを知らせるものです。道路交通法によれば、タイヤの溝の深さが1.6mmを下回る車を走らせてはならないと決められています。

 

スリップサインが出ると、タイヤのグリップ力が低下し、ブレーキを踏んだり、曲がった道を進む際にスリップしやすくなったりして、大変危険です。また、雨天時はタイヤによって水を排出する機能が落ちてしまい、水没してしまう現象が起きてしまいます。実は、タイヤの溝の役割の主は、道路の接地面における水はけをよくすることにあるのです。

 

1-3.残り溝が少なくなれば要検討

タイヤには溝があります。一般的に新品のタイヤの場合、溝の深さは約8mmとなります。先述したように、「スリップサイン」を意識すれば、溝の深さのデッドラインは1.6mmなのですが、安全性を考えると、溝の残りの深さが4mmになった時点でタイヤを交換することを検討しましょう。この4mmという長さの根拠は、溝の深さが4mmを切ってから、濡れた路面での制動距離が伸びたり、スリップしやすくなったりする傾向が顕著になるという、日本自動車タイヤ協会(JATMA)の研究結果です。また、溝の残りが1.6mmを切った状態では、車検で不合格になります。その他にもタイヤの損傷が見られたり、劣化が著しいと認められたりするものは、車検で受かることはありません。それだけタイヤに対しては厳しいチェックが行われるのです。

 

1-4.走行距離による判断

タイヤの寿命の判断法として、他に車がどれだけ走ってきたかによって決定します。通常では3万km走行につき交換ということが目安です。車が5000Km走るごとに、タイヤの溝は1mmだけすり減っていくことがわかっていますので、それから判断しても構いません。

 

2.タイヤの交換時期を早めない方法

車を走らせているうちに、徐々にタイヤは劣化していきます。車を走らせる時の環境や、持ち主の心掛けによっては、その劣化を遅くすることができるでしょう。次に、タイヤの交換を早めない方法について紹介します。

 

2-1.日頃からタイヤの空気圧やバランスを適正に保つ

タイヤの空気圧は、タイヤのすり減る速さやや燃費に大きく影響を及ぼします。空気圧が低すぎると、タイヤが温まりやすくなり、摩耗のスピードが早まるのです。バランスは車の重量バランスを調整する作業のことを指します。タイヤの交換時や、修理の際に調整してもらうようにしましょう。

 

2-2.急発進や急停車を避ける

急発進や急停車をすると、タイヤに大きな負担をかけることになります。普段の車の運転の仕方の積み重ねによって、タイヤの摩耗のさせ方に差が出来ていきます。それだけタイヤの摩耗が少なければ、タイヤを交換するタイミングを遅らせることが可能です。丁寧な運転の仕方は、良い燃費を保つだけでなく、タイヤの交換を遅らせることで、経済的な無駄な出費を減らしていくことができます。

 

2-3.定期的な整備は必ず受ける

頻繁に車を運転していれば、気づかないうちに車にズレが生じるなど、修正が必要なことが生じる可能性があります。一般の人たちが普段整備できないようなところも、定期的な整備に出すことによって、こまめに悪いところを修正してもらうことが可能です。これが長い目で見れば、車を長持ちさせ、経済的な運転を可能にする要因にもなります。

 

3.まとめ

車を運転する上で、安全面・快適さ・経済面に大きく影響するタイヤは、大切に維持していく必要があるパーツです。普段からタイヤの様子を点検し、異常が見られたら即対応するような目を、日頃から持つことが大切です。

 

「有限会社千代島自動車整備工場」は、福岡県久留米市を中心に、車の整備などに関する業務を行っています。タイヤの交換などについてご検討中の方や、タイヤの事でお困りの方がおられましたら、お気軽にお問い合わせください。誠意をもってご対応いたします。

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